小学校の林間学校などの宿泊先として使われる「少年自然の家」が減っている。1970年代から全国で建設が相次いだが、ここ20年間で4割以上が姿を消した。何が起きているのか。そして少年自然の家はそもそも、なぜうまれたのか。
自治体の「脱退」
標高約600メートルの山あいにある、「丹波少年自然の家」(兵庫県丹波市)。
約15ヘクタールの敷地に、約540人収容の宿泊施設やキャンプ場を備える。小学5年生が参加する、兵庫では一般に「自然学校」と呼ばれる林間学校の宿泊地として使われてきた。
施設によると、1978年のオープン以来、これまでに200万人以上が利用したという。
しかし昨年6月末に利用受付を停止。今年3月末で運営する事務組合が解散することになった。
施設は周辺の9市1町が管理…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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