東京メトロは17日から、駅構内に設置されているゴミ箱をすべてなくす。鉄道各社に聞いてみると、安全面や生活ゴミなどの対策として撤去に踏み切る会社も少なくない。首都圏の駅からゴミ箱は姿を消すのか。
東京メトロの駅構内239カ所にはカン・ビン類、可燃ゴミ、新聞・雑誌の3種類のゴミ箱が並んでいるが、16日の終電後に撤去される。自販機の横に設置されているリサイクルボックスは継続される。
これまでも、サミットなど国際的な会議やイベントの際に一時的に撤去することはあったが、今回の全面撤去は「過去に不審物とみられるものが見つかるケースが何度もあったから」とセキュリティーの問題だと強調した。ゴミの回収や清掃コストの削減が理由ではないという。
年明けから駅構内などに貼り紙をして周知を進めており、「基本はゴミは各自で処理してほしい」(担当者)としている。
ゴミ箱撤去の動きは、広がりつつある。
西武鉄道は昨年3月に管理す…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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