10月1日、消費税率が8%から10%へと引き上げられた。2014年4月以来、5年半ぶりのその瞬間を観察しようと、記者たちが前日深夜に向かったのは東京・新宿。眠らない街のシンボル、歌舞伎町に集う人びとは、そのときをどう迎え、何を買い求めたのでしょうか。
6:00@カラオケ店前 「当分、来られないかも」
1日の早朝、明るくなり、人通りもまばらになった新宿・歌舞伎町。店の間をゴミ収集車が行き交う中、眠い目をこすって新宿駅へ向かう人のほか、路上で寝ている人の姿もあった。
午前6時に閉店したカラオケ店「カラオケの鉄人 新宿歌舞伎町店」からも人がぽつりぽつりと出てきた。友人2人と来ていた会社員の相田優子さん(32)は、昨日夜に終電を逃し、朝まで過ごすためにカラオケ店を利用した。この店は早朝の営業までは消費税が8%のまま。「あまり意識してなかったけど、なんか得した気分」
増税には反対という。ここ数年…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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