消費者を焦らせたり、惑わせたりして消費者に最善とは言えない選択をさせるウェブデザイン「ダークパターン」に、「ひっかかったことがある」と答えた人が4割強いた――。そんな調査結果が27日、発表された。調査した会社は「そもそもダークパターンだと気づいていない人も一定数いると考えられ、この数値以上の人が不利益を被っている」と推定し、看過できない状況だとしている。
ウェブでの事業開発支援などを行うデザイン会社「コンセント」が今年8月、インターネットを介した商品購入やサービスなどの利用経験がある全国の799人(18~69歳)にインターネット調査した。
「定期購入なのに1回だけの購入であるかのように表示されている」など、ダークパターンの代表的な種類七つを例示し、質問した。
68・8%が、ダークパターンのいずれか一つでも「見たことがある」と回答。46・1%が「ひっかかったことがある」と答えた。
これまでに「ダークパターン」という言葉を聞いた経験と理解を質問したところ、「まったく聞いたことがない」という人が55・2%を占めた。「聞いたことはあるが具体的なことは理解していない」は28・2%。「聞いたことがあり具体的に理解している」は16・6%にとどまった。
具体的に理解しているという…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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