山口県宇部市の宇部中央消防署員の松永拓也さん=当時(27)=が1月に自殺した原因を調べていた外部調査委員会が、職場の不祥事に抗議の意を示すためだったとする報告書をまとめたことが30日、関係者への取材で分かった。遺書で「パワハラや金銭問題」を告発し「上の者は都合の悪いことは無かったことにしている。隠蔽し表に出さない」と批判していた。
松永さんら後輩に先輩が多額の金を借りるなど、問題が相次いでいた。遺書で組織の変革を求めており、両親は取材に「命を懸けて訴えたことを重く受け止めてほしい」と話した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース