大阪府枚方市の枚方東消防署で24日朝、職員用更衣室のロッカーが燃えた。発見した署員らがすぐに消し止め、けが人はいなかったが、ロッカーからは出火の原因とみられるものが見つかっていない。大阪府警は放火事件とみて捜査している。
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枚方寝屋川消防組合によると、24日午前8時半ごろ、30代の男性署員が更衣室にあるロッカーから炎と煙が出ているのを発見。ほかの署員も駆けつけ、ロッカーを解錠し、燃えていたカバンや衣類、書類入れなどの火を踏み消した。
普段このロッカーを使用する20代の男性署員は、この日午前8時ごろにロッカーの扉を鍵で施錠し、その鍵は更衣室内の靴箱に入れていた。靴箱にフタはなく、他の署員でも取り出せる状態だった。当時署内には40人ほどの署員がいた。来客や外部からの侵入者は確認されておらず、ロッカー付近に火の気がないことなどから、府警交野署が現住建造物等放火容疑で調べている。
同消防組合は「防災の拠点である消防署で火災を発生させ、申し訳なく思っています。警察の捜査に全面的に協力し、出火原因の究明に努めます」としている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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