21日午前9時20分ごろ、京都市南区四ツ塚町の国道1号交差点で、タンクを積んだ道路清掃車とタクシーが衝突した。はずみで2台は歩道に乗り上げ、歩行者や自転車を巻き込み、男女7人が病院に運ばれた。京都府警や京都市消防局によると、うちタクシーの乗客だった松浦邦彦さん(76)=同府向日市=が死亡し、自転車の60歳くらいの女性が重傷。残る5人は軽傷とみられるという。
府警は、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、清掃車を運転していた会社員の中山茂蔵容疑者(45)=同府宇治市=を現行犯逮捕した。
南署によると、2台は出合い頭に衝突。ドライブレコーダーの映像などから、タクシー側が青信号だったとみて調べている。軽傷とみられる5人は、歩行者の女性2人、タクシーの乗客の女性、清掃車の助手席にいた男性、40代のタクシー運転手の男性。
現場は世界遺産・東寺のすぐ近くで、近鉄東寺駅から西へ約500メートル。歩道では複数の自転車が横倒しになっていた。清掃車は歩道上にある信号機に突っ込み、支柱が大きく傾いた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル