大阪府は3日、大阪府済生会泉尾(いずお)病院(大阪市大正区、440床)で4月中旬以降、14人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。同市保健所と厚生労働省のクラスター(感染者集団)対策班がすでに今月1日に現地調査しており、感染経路を調べている。府は「院内感染対策支援チーム」を派遣するかどうか検討する。
府と同病院によると、14人は4月14日から5月3日にかけて感染が確認された。内訳は入院患者5人と職員9人で、職員は府外在住の1人を含む。
4月16日にリハビリテーションセンターで職員の感染が判明し、同センターの業務を停止するとともに同センターの全職員約70人を自宅待機とした。18日には病院全体で新規入院患者の受け入れを中止した。
府はこれまで同病院の名前を公表していなかったが、4月29日までに計13人の陽性が確認され、「個別のフォローが必要」として公表することを決めたという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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