遠藤美波
東京都渋谷区のアクセサリー店で14日に貴金属などが奪われた事件で、警視庁は19日、三重県に住む職業不詳の少年(19)を強盗の疑いで逮捕し、発表した。少年は事件に関与したことを家族に相談していたといい、同日午前1時ごろ、家族に付き添われて同県内の警察署に出頭した。「指示を受けて1人で店に入り強盗をしました」と容疑を認めているという。
捜査1課によると、少年は14日午後6時40分ごろ、渋谷区神南1丁目のアクセサリー店で20代の男性店長らに包丁を突きつけて「強盗だ」「金を詰めろ」などと脅し、アクセサリー類100点以上(計約4千万円相当)と現金約350万円を奪った疑いがある。
同課は事件当日に東京都中野区内のコインパーキングで逃走に使われた金沢ナンバーのレンタカーを押収し、使用した人物の行方を追っていた。車の内外には消火器の粉がかけられており、少年は「自分でかけた」と話しているという。同課は指示役など他にも関与した人物がいる可能性があるとみて調べる。(遠藤美波)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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