ハロウィーン本番を迎えた31日、去年仮装した若者が軽トラックを横転させる事件があった東京・渋谷センター街は、午後9時を過ぎたころ、仮装した若者や外国人らが殺到した。
渋谷区は今年から期間中の一部時間帯で路上飲酒を禁止する条例を施行。酒類の販売を自粛した店も多く見られ、例年に比べると、酔っ払いや酒類のゴミは少ないという声が聞かれた。一方で、警備員が少ない路地裏では持参した酒を手に騒ぐ集団の姿も見られた。
また、区独自に警備員を配置。警備強化のため今年からセンター街を中心とした一帯に25基のやぐらを設置。やぐらから「DJポリス」ならぬ「DJ警備員」が「歩道では立ち止まらずに進んでください」と歩行者へ呼びかけた。警備員によると、例年朝方まで騒ぎが続くことから、今年も1日の午前5時まで周辺の警備に当たるという。
警視庁もトラブルに備え機動隊を投入、軽妙な語り口で人々を誘導する「DJポリス」を含め数百人で厳戒態勢を敷いた。すりや痴漢の疑いで逮捕者も出た。
センター街近くのコンビニを訪れた、渋谷区在住の40代男性は「マナーが良くなってお酒の販売もできる状態になればいいですけど」と群衆を見つめていた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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