東京都渋谷区と江崎グリコは3日、区子育て家庭支援事業を進めるため、連携協定を締結した。子育て世代へ江崎グリコが持つ研究ノウハウを生かす狙いだ。今後、協力してワークショップやセミナーなどを開催する予定。
渋谷区では保健師がすべての妊婦に対する面接を行い支援プランを作成するなど、育児支援や心の健康維持を図る「渋谷子育てネウボラ」事業を段階的に行っており、2年後に本格実施の予定。フィンランドの子育て支援「ネウボラ」から名付けられた事業で、無料通話アプリ「LINE(ライン)」と連携した面接予約システムを導入。妊娠、出産、子育ての素朴な疑問や悩みを相談できるようにしている。
一方江崎グリコは子育て環境の改善を目指し、東北大と共同研究を推進。同大の吉沢豊子教授の研究チームでは夫婦がともに親としての力をつけていくためのプログラムの開発や関連した基礎研究などを行っている。渋谷区の長谷部健区長は「一緒に頑張っていきたい」と話していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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