豊島将之名人(29)=竜王=にとって初めての防衛戦となる第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の挑戦者に、渡辺明三冠(35)が決まった。挑戦者を決めるリーグ「A級順位戦」の24日の対局で三浦弘行九段(45)が3敗目を喫し、7勝0敗で首位の渡辺三冠の1位が確定した。渡辺三冠が名人戦に登場するのは初めて。
A級順位戦は10人の総当たり。24日の7回戦で三浦九段は木村一基王位(46)に敗れ、2敗の棋士がいなくなった。7回戦終了時点で挑戦者が決まるのは16年ぶり。棋王・王将・棋聖を保持する渡辺三冠は竜王11期を始め、タイトル獲得23期のトップ棋士。七番勝負は4月8日、東京で開幕する。(村瀬信也)
渡辺明三冠の話
タイトルを獲得する上で、豊島名人は避けて通れない相手。2日制で対戦するのは初めてなので、楽しみです。
■初の名人獲得か、初の防衛…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル