東京都港区は、区内の幼稚園や保育園に通じる道路を「子育て送迎ルート」と名付け、自転車やベビーカーが安全に通行できるよう整備に取りかかる。車道上に自転車の走行ゾーンなどを明示するとともに、子どもの送迎に利用される道路だということを知らせる独自の案内サインを設置する。こうした取り組みは23区で初めてという。
自転車の利用について、港区は区内を快適に行き来できるよう、2013年に「自転車利用環境整備方針」を策定。国道や都道に加え、区道の総延長約50キロメートルを「自転車ネットワーク」とし、自転車専用通行帯を整備したり、走行場所を明示する「自転車ナビマーク」を設けたりしてきた。
今回、改めて区が「子育て送迎ルート」として整備するのは、幼稚園や保育園などの子育て施設に通じる道路のうち、幅が狭いなどの理由で、自転車ネットワークから外れている道路。45カ所、計約12キロメートルが対象となる。
整備では、自転車は車道の左…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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