関謙次 土井良典 上山浩也
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝を果たした「侍ジャパン」の奮闘に、東海地方のファンも手に汗を握りながら、画面越しに大声援を送った。
名古屋市の会社員是枝健太さん(30)は、遊撃手の源田壮亮選手=西武=とは愛知学院大硬式野球部でチームメートだった。「壮亮は僕らの代の誇りだ」と日本代表の優勝を喜んだ。
大学時代にエースだった是枝さんは、源田選手の守備に何度も助けられた。卒業後も連絡を取り合う間柄だ。大会を控えた1月に食事をした際、「しっかりしないといけない」と源田選手は話していたという。
大会途中に右手の小指を骨折しても試合に出場し続けた源田選手。是枝さんは「けがに気をつけて長く活躍を続けてほしい」とねぎらった。
湯浅投手の家族も応援、名古屋では「中日宇宙一」
侍ジャパン最年少の高橋宏斗投手(20)=中日=は五回に3番手として登板した。母校の中京大中京高の高橋源一郎監督(43)は「自信も一層ついたと思う。大谷選手や佐々木選手たちの姿を見て、上には上がいるというのも感じたでしょうから、今後の成長がもっと楽しみ」と話した。
三重県尾鷲市では同市出身の湯浅京己(あつき)投手(23)=阪神=の両親や地元の友人らが見守ってきた。
準決勝のメキシコ戦でマウン…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル