奥平真也
滋賀県は6日、同県近江八幡市の養豚場で飼育していた豚に、豚熱(CSF)の疑いがあると発表した。農林水産省が遺伝子解析をしており、豚熱と確定すれば、県はこの養豚場が飼育している約1400頭を殺処分する。
県によると、5日午前11時15分ごろ、養豚場から「子豚2頭が死に、他の豚もやせ、元気がない」と県家畜保健衛生所に連絡があった。県がこの2頭と周囲にいた10頭の計12頭を検査すると、死亡した2頭を含む11頭が陽性だった。
殺処分した場合、豚は養豚場の隣接地に埋める予定。8日までの3日間で県職員延べ約570人を動員する。滋賀県内の養豚場での豚熱発生は2019年2月に続いて2回目。(奥平真也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル