滋賀県愛荘町のブラジル人学校「サンタナ学園」が、コロナ禍で経営危機に陥っている。生徒らに感染が広がったため親たちが仕事に行けず、月謝が滞る家庭が増えている。地元住民らはクラウドファンディング(CF)を実施し、学園を支えようとしている。
サンタナ学園には県内の1~18歳の子ども約80人が通う。日本で公的補助の対象となる各種学校の認可はなく、運営費の大部分は保護者からの月謝が頼りだ。
コロナ禍では、製造業の派遣労働者として働く親たちの仕事が減った。さらに今年1月、幼児らを中心にクラスター(感染者集団)が発生し、2週間にわたって休校。保護者らも濃厚接触などに伴う休業が続き、月謝が滞りがちだという。
学園は1998年、ブラジル…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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