滋賀県のお金の使い方を外部の公認会計士が調べる「包括外部監査」の2020年度の結果が報告された。県職員の出張について報告書が未提出なのに交通費が支出されており、調査した会計士は、領収書の添付を義務づけるよう求めた。県が手がける県産品のショッピングサイトの運営にも、「意見」がついた。
包括外部監査は地方自治法に基づいて毎年度、実施されている。20年度の監査は、主に19年度分の支出が対象。18日、公認会計士が三日月大造知事に報告書を提出した。
「改善が必要」との指摘が19件、「意見」は75件だった。
出張をめぐる指摘は19件のうちの一つ。県職員の出張では、交通費の精算に領収書は必要ない。パソコンに出発地や目的地などを入力すれば料金が分かる「旅費管理システム」に基づいて支払われている。
ただ、県職員服務規程により、…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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