【動画】横浜市の海の公園で潮干狩り体験会が開かれ、この道70年の「超人」がマテガイ採りのコツを伝授した=小林直子撮影
潮干狩りシーズンも終盤。横浜市金沢区の人工海浜「海の公園」でこの時期に開かれる横浜シーサイドライン(横浜市金沢区)主催の潮干狩り体験会は、募集開始からわずか1分間で50人の定員枠が埋まってしまうほどの人気イベントだ。
教えるのは、この道70年の自称「潮干狩り超人」。シーサイドラインの潮干狩り広報部長、原田知篤さん(73)だ。
「塩を穴に入れた方がいいよ」「(マテガイの)足を切らないように、少し引っ張り合って駆け引きして」
4日の体験会では、原田さんがマテガイの採り方のアドバイスをすると、参加者たちは次々に採れたマテガイをバケツの中へ。
横浜市港南区の奈須陽子さん(39)は11歳と8歳の息子2人と参加した。1時間半ほどで94個を採ったといい、「想像以上に子どもたちが夢中になっていた。また家族で来たい」。
初めての潮干狩りは3歳のとき
「史上最強のアウトドア」。原田さんは潮干狩りをこう表現する。
山口県出身。自宅は山間部にあり、周囲はどこを見渡しても山だった。
世界を駆け回るオーボエ奏者だった原田さん。「潮干狩り超人」を名乗るようになったのは、あるきっかけがありました。
初めて潮干狩りをしたのは3…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル