伊藤未来
「極焼肉弁当1980円→100円」。
配達専門の弁当店がオープン記念をうたったチラシには電話番号や住所は記されず、注文を受け付けるQRコードを読み込むと、クレジットカード番号やセキュリティーコードを要求……。福岡県警はフィッシングの可能性があるとみて調べている。
県警西署によると、今月中旬、福岡市西区姪の浜付近の集合住宅に住む30代の女性から、「弁当を頼んだが配達されない」と署に相談があった。
自宅のポストに弁当店のチラシが入っており、LINE公式アカウントからの注文で焼き肉弁当が約95%引きとうたっていた。
女性は記載されたQRコードを読み込んで注文を試みた。その過程でクレジットカード番号とセキュリティーコードを入力するように求められたという。
女性は入力を完了したが、弁当は届かず、その後店と連絡がとれなくなったことから不審に思い、署に相談したという。
署には同様の相談が他に2件寄せられているが、クレジットカードの不正利用は確認されていない。署はクレジットカードの情報を聞き出す新手の手口とみて、注意を呼びかける。(伊藤未来)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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