福岡県は21日、新型コロナウイルスの新規感染者が2668人だったと発表した。過去最多を4日連続で更新した。
県は、感染拡大を受け、濃厚接触者の調査を医療機関や高齢者施設、学校などに限定し、民間企業は行わない運用を県内の保健所などに17日付で通知した。保健所からの自宅療養者の健康観察も5日間に限っている。感染拡大が長期化すれば保健所の業務が逼迫(ひっぱく)しかねないことから、負担軽減を図る目的という。
福岡県内の新規クラスター(感染者集団)は計7件発生。久留米市の陸上自衛隊久留米駐屯地では、21日までに隊員計39人の感染が判明した。北九州市や直方市、篠栗町の高齢者施設や病院などでもクラスターが相次いだ。
また、20日時点の病床使用率は15・2%で、「第6波」で初めてコロナ警報発動の目安と定めた15%を超え、自宅療養者も過去最多の9556人に上った。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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