それぞれの最終楽章・コロナ禍で(3)
ウィル訪問看護ステーション江戸川所長 岩本大希さん
これまで、新型コロナウイルスの感染拡大の中、何を感じどう対応したかについてお話ししてきました。私の最終回では、多くの仲間に支えられたことについてふれ、締めくくりたいと思います。
前回取り上げたコロナ濃厚接触があった70代女性Aさんのケースに即してお話ししましょう。
まず、ステーションの同僚たちの支えが大きかったです。精神看護専門看護師の生田深香のメンタルフォロー面談をオンラインで定期的に受けました。「日々のチェックシート」に睡眠や疲労感、緊張感や気分の落ち込みなど約10項目について点数化し、それを元に面談を受けました。
やはり訪問に行った日は、数字…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル