衆院補選の応援演説に訪れた岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ入れられた事件で、和歌山県警が容疑者の自宅から火薬の原料とみられる粉末を押収したことが、捜査関係者への取材でわかった。現場では筒状の爆発物を押収しており、県警が関連を調べている。
県警によると、16日未明から朝にかけて、兵庫県川西市にある木村隆二容疑者(24)=威力業務妨害容疑で現行犯逮捕=の自宅を捜索し、粉末と鋼管のようなものと、工具類を押収した。捜査関係者によると、粉末は火薬の原料になる薬品類とみられ、爆発物との関連を調べるという。
県警はパソコンとタブレット、スマートフォンも自宅から押収しており、中身を解析する。
県警によると、木村容疑者は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル