助けたい気持ちはあっても…「災害ボランティア」で何をするの?
災害が起きてしまった時に、現地の復旧や復興に欠かせないのが「災害ボランティア」。
だが、「困っている人を助けたい。役に立ちたい」という気持ちがあっても、実際に何をすればいいのか迷ってしまうこともある。 【画像】ボランティアの装備は「自己完結」必要なものは? 今回のテーマは、災害の復旧や復興に欠かせない「災害ボランティア」、ボランティアの備えについて考える。 日常の暮らしやキャンプなど、アウトドアでの遊びを災害時の備えに利用する「アウトドア防災」が専門の日赤秋田短大の講師・及川真一さんに伺った。 2017年7月、秋田県内は記録的な大雨により各地で浸水の被害が相次いだ。 その際、及川さんは「災害ボランティア」として仙北市で活動した。
災害ボランティアは、現地で実際にどのようなことをしたのか… 日赤秋田短大講師・及川真一さん:
自然災害によって異なりますが、例えば住居で泥をかいたり、家具の出し入れをしたり、避難所運営のサポートをしたり、災害ボランティアセンターのサポートをしたりというような、ニーズに応じてボランティアが求められるというのが現状です
誰でもできる?「災害ボランティア」に参加するには
では、災害ボランティアには誰でも参加できるのか。 日赤秋田短大講師・及川真一さん:
災害ボランティアと聞くと、初めてで行っていいのかとか悩まれる方も多いと思うんですが、事前にきちんと情報収集すること、それに伴って装備をすること、現場が危険を伴うというところを理解したうえであれば、初めての方でも非常に受け入れしやすいです ボランティアを受け入れるのは、全国の自治体の「社会福祉協議会」が運営する「ボランティアセンター」。
どのような人が求められているのか、そして条件はあるのか。 「全国社会福祉協議会」のウェブサイトから、各地の「災害ボランティア」の募集状況を確認する。 ボランティア保険にも必ず入らなければいけないが、手続きはインターネットで簡単にできる。
集合場所・時間などの情報をしっかりと確認したら、現地の「災害ボランティアセンター」に向かう。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース