災害公営住宅や集団移転の住民とともに 転居してコミュニティー支援

現場へ! 飛びこんで12年⑤

 「住宅会役員について『皆さんが続けてください』という意見がありました」

 宮城県塩釜市のJR西塩釜駅前にある災害公営住宅、市営錦町東住宅(6階建て、70戸)の住宅会役員会が2月19日に開かれた。入居者から次の役員候補を募ったが、応募はなかった。2019年度の住宅会設立から会長を務める松田美和子(79)の再任がほぼ決まった。

 飲食店を経営する松田にとって、市や住宅管理法人との連絡など会長業務は負担だ。松田は「入居者は高齢者が多く、役員のなり手が少ない」と話す。

 役員会では、役員報酬の見直…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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