炎天下、50度超えの車内 子ども置き去り、専門家が考える対応策は

 静岡県牧之原市認定こども園「川崎幼稚園」の送迎バス内で、河本千奈ちゃん(3)が心肺停止の状態で見つかり、死亡した。小さな体の子どもは大人よりも熱中症になりやすいといい、専門家は「車内に閉じ込められれば、時間の長さに関わらず、命の危険がある」と指摘する。こういった事案を防ぐにはどうしたらいいのか――。

 日本自動車連盟(JAF)の実験によると、外の気温が35度の場合にサンシェードや窓開けなどをせず、正午から4時間、炎天下に置いた車両は、車内の最高温度が52~57度まで上昇する。

 車内の暑さ指数は、窓を閉め切った状態の場合、エアコン停止後から15分で、人体にとって危険なレベルに達するという。

 特に子どもにとっての危険性…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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