保護者から集めた給食費などを着服したとして、大阪府警は3日、堺市立小学校の元事務職員、長谷川将司容疑者(35)=堺市西区鳳北町8丁、業務上横領罪で起訴=を同容疑で追送検し、捜査を終えたと発表した。容疑を認めているという。西堺署によると、市が無償化していた給食費も文書を偽造して徴収していたといい、計約670万円の被害を裏付けたという。
長谷川容疑者は西区の小学校で、保護者から徴収する教材費などの管理を担当。署によると、長谷川容疑者は2022年3月22日~9月6日に計13回、校長が管理する預金口座の現金を引き出し、自身が管理する口座に移した疑いがある。
市教委によると、長谷川容疑者は昨年10月、着服を校長に申し出て、同12月に懲戒免職となった。容疑者からの返金はなく、市がいったん補塡(ほてん)するという。容疑者から支払われない場合、市の負担になるとみられる。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment