無免許でミニバイクを運転して赤信号を無視したとして、大阪府警交通捜査課などは6日、道交法違反容疑で、大阪府内の建設作業員の少年(16)を逮捕したと発表した。府警は8月に赤信号を無視したとして、同容疑で別の少年(17)を現行犯逮捕したが、実際にはこの少年はバイクの荷台に乗っており、身代わりだったことが判明。一緒に逮捕されたほかの少年らも口裏を合わせていたといい、府警は犯人隠避容疑でも調べている。
府警によると、8月31日夜、府警柏原署員2人が大阪府柏原市内でミニバイク6台で走行するグループを発見。約1・5キロ追跡してこのうち4台に追いつき、16~17歳の少年少女4人を赤信号を無視したとする同法違反容疑で現行犯逮捕した。同署は4人に事情を聴き、約3時間半後にいずれも釈放した。
ところが、その後の捜査で1台は2人乗りだったことが判明。実際に運転していた無免許の少年は追跡中にミニバイクから降りて逃走し、信号無視時には荷台に乗っていた少年が、身代わりで逮捕された。
一緒に逮捕されたほかの3人もこの少年が運転していたと証言。実際に運転していた少年の無免許が発覚しないようにしたとみられる。府警は逃げた2台のバイクについても運転手などを特定。6台計9人を同法違反(共同危険行為)容疑で捜査している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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