兵庫県内で2018年から今夏にかけて、ドリンクの自動販売機の商品パネルを破壊し、中をバールでこじ開ける手口で現金が盗まれる被害が相次いでいたことがわかった。県警が22日、明らかにした。被害は神戸や姫路など8市5町で計約150台(現金約180万円)に上るという。
県警は7月、加古川市の無職の男(48)を窃盗容疑で逮捕。捜査3課によると、男は「生活が苦しかった。このやり方だと短時間で盗めた」などと供述し、約150台への関与もほのめかしたという。
男はその後、自販機6台分の被害について起訴され、神戸地裁姫路支部は今月11日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、男は昨年8月に加古川市内の高校の敷地内にあった自販機の前面をバールでこじ開けるなど、計6台から現金計約6万9千円を盗んだ。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル