焼きうどんが生まれたとされる北九州市・小倉。その発祥の店という食堂の店主が昨年12月、亡くなった。店主が体調を崩した昨秋以来、小さな店は閉じられたままだったが、今年以降も引き継がれることになった。
北九州市小倉北区魚町の食堂「だるま堂」店主、坂田チヨノさんが自宅で亡くなったのは昨年12月6日。82歳だったという。9月16日に体調を崩してからは店に出られなくなっていた。
だるま堂の創業者、弁野勇二郎さん(故人)の妻、文子さんによると、1945(昭和20)年に開店。焼きそばを出そうとしたが、戦後の物資不足で麺が手に入らず、代わりにうどんの乾麺をゆでて炒めたのが始まりだという。
小倉駅からほど近い、飲食店が…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル