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熊本県人吉市では19人が死亡しましたが、氾濫した球磨川の濁流にのまれて亡くなった81歳の男性の妻(77)が当時の状況を語りました。 井上節子さん:「お父さんが心配で助けようとして、私はロープ投げて下さったからそれにつかまって」
井上三郎さんは4日朝、球磨川の氾濫に気付いて妻の節子さんと避難するため、自宅を出ました。しかし、水は胸の高さに達していて流れも早く、身動きが取れないため、向かいに住む男性に救助を求めました。渡されたロープを井上さんが節子さんに巻き付け、節子さんは救助されました。次に井上さんがロープをつかみましたが、濁流にのまれて流されてしまいました。遺体は300メートル先で見つかったということです。
井上節子さん:「優しい人でした。私といつも毎日歩きに行ってました。悔しいですね、濁流が」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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