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35年前に熊本県で起きた殺人事件「松橋事件」で、再審無罪となった男性が「捜査などの違法性を明らかにする」として、国と熊本県を相手取って裁判を起こしました。 三角恒弁護士:「警察であり検察庁でもあるわけですが、捜査の違法とか証拠隠しをしたうえでの公訴提起、それに基づく公訴活動についての違法性を明らかにしたい」
原告の宮田浩喜さん(87)の弁護団が17日、熊本地裁に訴状を提出しました。宮田さんは1985年に旧松橋町で起きた殺人事件で殺人罪に問われ、懲役13年の判決が確定して服役しましたが、再審を請求し、去年3月やり直しの裁判で無罪が確定しました。訴訟では違法捜査や証拠隠しによって長期間、拘束されたなどとして8400万円余りの賠償を求めています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース