熊本刑務所は26日、被告の男性に誤った薬を配布し、事実を隠したとして、法務事務官(看守)の男性職員(29)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
職員は昨年7月17日午後8時ごろ、京町拘置支所で被告の男性に就寝薬を配布する際、誤って別の被告の就寝薬を配布してのませ、医務課職員に薬の補充を依頼するなど事実を隠そうとした。薬をのんだ被告は翌日に薬の効果の違和感に気づいた。職員は事実を認めたという。
また、職員は昨年1月17日~9月12日の勤務時間中、私物の携帯電話を持ち込むことが禁止されている区域でスマートフォンを操作し、LINEなどのメッセージを151回送信したという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル