新型コロナウイルスの感染拡大防止のため閉鎖されていた熊本城(熊本市中央区)の見学が1日、県民向けに3カ月ぶりに再開された。マスク姿の来場者たちが4月に完成した「空中回廊」を歩きながら、新鮮な目線で城の雄姿を仰ぎ見た。県外客の受け入れは19日からの予定。
午前9時、熊本城おもてなし武将隊が「周りのお客人との適度な距離を保って」と呼び掛けて「開門」。高さ5~7メートル、全長約350メートルの空中回廊を進むと、大天守や4年前の熊本地震で崩れたままの石垣を見ることができる。
中学校の同窓生4人で訪れた溝口可南子さん(25)は「みんなで何度も来た大切な場所。やっと入ることができた」と喜んだ。公開は毎日午前9時~午後5時。マスク着用が条件で、入場を1時間当たり約200人に制限する。(古川努)
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