伊藤秀樹
熊本県内で日刊紙を発行する熊本日日新聞社(熊本市)は、9月末で夕刊を休刊するとの社告を10日付夕刊に掲載した。「生活様式の変容や、ネット社会の進展などメディア環境の変化により、夕刊の役割が小さくなった」と説明している。
同社によると、夕刊発行部数はピークの1989年1月に11万4千部だったが、今年6月時点で2万7千部(日本ABC協会調べ)に減少していた。朝刊は24万7千部。今後は夕刊を統合した朝刊を発行し、電子版にも注力するという。(伊藤秀樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル