熊本市は24日、同市東区在住の50代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は、21日に感染が確認された同区在住の50代男性会社員と同じ土木作業現場で働いていた。のどの痛みや37・7度の発熱があるが重症化はしていないという。熊本県内での感染確認は4人目。九州では福岡県の夫婦を合わせて計6人となった。
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市によると、新たに感染が判明した50代男性は1人暮らし。最近1カ月間の海外渡航歴や熊本県外への移動はなかった。男性は20日にのどの痛みを訴え、勤務先の指示で22日から仕事を休んでいた。24日夕方に「発熱がある」と市保健所に相談し、ウイルス検査で午後9時半に感染が確認された。25日に入院する予定。
今回感染が確認された男性は、市が2例目の男性の接触者として調査していた計17人のうち、市内に住む4人の1人。男性は20日に阿蘇方面の工事現場で、感染2例目の男性を車の助手席に乗せて運転。この時、助手席の男性は既にせきの症状があったという。
同県内では、21日に判明した20代女性看護師の感染が1例目で、同居する父親の50代男性会社員が同じ日に感染者と確認されていた。市は、この20代女性から感染した可能性が高いとみて、詳しい感染経路を調べている。(古川努、長田健吾、壇知里)
西日本新聞社
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