2009年、熊谷市で当時10歳の男の子が亡くなった未解決のひき逃げ事件。来月30日に時効が迫るのを前に、28日、男の子の母親が時効の撤廃を求める署名と罪名変更を訴える嘆願書を法務省に提出しました。
この事件は、2009年9月30日午後6時50分ごろ、熊谷市本石の市道で自転車で帰宅途中だった小学4年生の小関孝徳くん当時10歳が車にひき逃げされ死亡したものです。県警は、これまでに延べ1万3000人以上を動員し、捜査していますが、犯人はいまだ逮捕されていません。
時効の成立が来月30日に迫るなか、孝徳くんの母親の代里子さんは、時効の撤廃を求める署名活動を始めました。28日夕方、法務省を訪れた代里子さんは、2万9443人分の署名と犯人の罪名の変更を求める嘆願書を提出しました。
罪名が「過失運転致死」から「危険運転致死」に切り替えられた場合、時効は10年から20年に延長されます。『罪名の変更は時効撤廃への前段階』と考えている代里子さんは、今後も、引き続き情報の提供と署名を呼びかけるとともに県警に罪名の変更を求めていくとしています。
テレ玉
Source : 国内 – Yahoo!ニュース