総務省消防庁は1日、熱中症の1週間の救急搬送状況(9月23-29日)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週比131人増の654人となった。【新井哉】
都道府県別の搬送者数は、千葉が65人で最も多く、以下は、大阪(42人)、埼玉(41人)、愛知と福岡(共に36人)、東京と兵庫(同35人)、沖縄(29人)、神奈川と広島(共に26人)、鹿児島(23人)、岐阜(18人)などの順だった。
年齢別では、65歳以上の高齢者が273人で、全体の41.7%を占めた。成人は231人(35.3%)、7歳以上18歳未満の少年は139人(21.3%)、生後28日以上7歳未満の乳幼児は11人(1.7%)。生後28日未満の新生児はいなかった。
初診時の傷病程度別については、重症が12人(1.8%)、中等症が146人(22.3%)、軽症が488人(74.6%)、その他が8人(1.2%)。死亡はゼロだった。
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