大学に爆破予告のファクスを送ったとして、警視庁が20代の男2人を逮捕した。特定の人物への嫌がらせを繰り返し、全国各地へ爆破予告を繰り返す。「恒心教」を名乗ったこうした行為は近年、深刻さを増していた。
ネット上で「恒心教」を名乗るなどし、掲示板への書き込みやメールで爆破や殺害を予告するといった事件は以前から相次ぐ。警察幹部によると、関連するとみられる事件は各地で頻繁に起きているが、捜査は発信元の匿名化といった壁に阻まれ、摘発に至る例は少ない。捜査幹部は「実行者にどういうつながりがあるのか、実態はつかめない」と話す。
警察当局によると、2012年に、ある弁護士を標的に揶揄(やゆ)するなどした動きが始まりという。この弁護士は、ネット掲示板に書き込みをした人の個人情報がさらされた件で対応にあたっていた。揶揄する人たちは自らを「恒心教」と名乗り、弁護士らへの誹謗(ひぼう)、中傷などが相次いだ。
ウェブサイト乗っ取りや、サーバーハッキングも
自治体や学校などへの爆破や…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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