森直由
同居する父親を包丁で刺して殺害しようとしたとして、兵庫県警神戸西署は2日、神戸市西区学園東町4丁目の職業不詳、大井拓弥容疑者(28)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表した。父親は意識不明の状態で病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
同署によると、大井容疑者は2日午後10時35分ごろ、同居する父の無職松一さん(64)の上半身を包丁で刺して殺害しようとした疑いがある。2日午後10時40分ごろ、同居する松一さんの長女から「父と弟がけんかをして、父が1階のリビングで血まみれで倒れている」と110番通報があった。大井容疑者は松一さんの長男で、姉、母と4人暮らし。当時は酒に酔っており、「弁護士が来るまでは話さない」と供述しているという。
松一さんは3日午前0時40分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認された。同署は容疑を殺人に切り替え、動機などを調べる。(森直由)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment