台風19号支援通信
認定NPO法人・災害がつなぐ全国ネットワークは、自宅を片付ける前に、被害の様子が分かる写真を撮るよう助言する。自治体から罹災(りさい)証明書を発行してもらったり、保険金の請求をしたりするのに役立つ。
家の外を4方向から、つかった深さが分かるように写す。引き気味、アップなど、何枚も撮っておく。人を一緒に写すと、浸水の高さが分かりやすい。家の中、車や物置も、手をつける前に撮影する。「泥のたまり具合によっても、被災の区分が変わることがあります。写真が罹災証明書の代わりにできる場合もあるので、たくさん撮っておいてください」と、同NPO事業担当の松山文紀さんは話す。
災害が広範囲にわたり、罹災証明書の発行手続きには1週間以上かかることが見込まれる。急いで出してもらおうと役所に大勢の人が詰めかけると、かえって作業が遅れるおそれがあり、慌てない方がいいという。(栗田優美)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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