特別支援学級で体罰 担任「指導うまく進まず」あざできるほどつねる

熊谷姿慧

 特別支援学級の児童に体罰をしたとして、兵庫県教育委員会は29日、尼崎市立小学校の男性臨時講師(66)を同日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にし、発表した。

 県教委によると、講師は5~7月、担任を務める特別支援学級の小学3年生の男子児童に対し、算数や国語の指導がうまく進まなかったことにいらだち、数回にわたり頰をつねったり手をたたいたりした。

 頰にあざをみつけた両親からの連絡で発覚。講師は県教委の聞き取りに「体罰はいけないとわかっていてもやってしまう心の弱さがあった」と説明したという。

 県教委はほかに、覚醒剤所持の疑いで逮捕、起訴された猪名川町猪名川小学校の男性教諭(32)を懲戒免職処分とした。県教委の聞き取りに対し、覚醒剤を複数回使用したことを認めているという。(熊谷姿慧)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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