特殊詐欺の疑いで組員2人逮捕 警視庁 1人は指示役か

 特殊詐欺に関与したとして、警視庁は、指定暴力団住吉会系組員の男2人を詐欺容疑で逮捕し、11日発表した。いずれも黙秘しているという。

 暴力団対策課によると、2人は2018年、横浜市内の80代男性から現金約440万円をだまし取った特殊詐欺グループのメンバーだった疑いがある。2人のうち1人は現金を受け取る「受け子」グループの指示役、もう1人は被害者に詐欺の電話をかける「かけ子」グループの一員だったと同課はみている。

 詐欺グループは男性の息子を装って男性宅に電話をかけ、「副業で会社の金600万円を使ってしまい、困っている」とうそをついていたという。

 同課は、2人がこの事件を含めて同年1~4月に6件、計約3千万円を詐取した特殊詐欺に関わったとみて調べている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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