特殊詐欺グループに利用されると知りながら、携帯電話やIP電話の電話番号を提供したとして大阪府警捜査2課は4日、詐欺容疑で携帯電話レンタル会社2社の代表社員2人を逮捕した。同課によると、特殊詐欺に関与したとして携帯レンタル会社が摘発されるのは珍しく、府内では初。2社が提供した番号を利用した特殊詐欺被害は府内だけで計50件、約1億1600万円に上るとみられる。 逮捕されたのは、東京都新宿区の「セブン」代表社員、小島孝洋容疑者(39)=同区=と、同区の「ワールド」代表社員、今泉大介容疑者(39)=東京都台東区。 2人の逮捕容疑は特殊詐欺グループのメンバーらと共謀して昨年5月、千葉県の70代女性にうその電話をかけ、キャッシュカード4枚をだまし取ったとしている。府警が今年2月に摘発した特殊詐欺グループの捜査で、犯行に利用された電話番号を記録した「SIMカード」などの提供元として2社が浮上したという。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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