犬を輸出する際に偽造した証明書を提出したとして、大阪府警は7日、大阪府泉佐野市東羽倉崎町のブリーダー、井原渉容疑者(50)を偽造有印私文書行使の疑いで逮捕し、発表した。犬に埋め込んだマイクロチップが検疫で読み取れなかったことを機に、偽造が発覚したという。
井原容疑者は「100回以上偽造した」と供述。獣医師らが行うべきチップ装着について「自分で埋め込んだ」と供述したという。
生活環境課によると、井原容疑者は昨年6月15日、農林水産省動物検疫所の関西空港支所で、シバイヌ2匹を輸出する際に、偽造した健康診断証明書2通を家畜防疫官に提出した疑いがある。2匹はチップ装着が義務づけられているブルガリアに輸出された。
証明書には獣医師の印が押さ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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