猛暑の要因は「2層の高気圧」 来月も続く厳しい暑さ

 各地で猛暑日となった17日、浜松市で午後0時10分に41・1度を記録し、2018年7月に埼玉県熊谷市で観測された国内最高気温に並んだ。浜松市では16日も40・9度を記録し、2日連続の40度台になった。厳しい暑さは少なくとも今週いっぱいは続く見通しで、気象庁は熱中症への警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、宮崎県西米良村と岐阜県美濃市で39・7度、長野県飯田市で39・5度、宮崎県えびの市、高知県四万十市、奈良県十津川村で39・4度など各地で40度に迫った。全国269地点で35度以上の猛暑日となり、午後4時50分時点で26地点で観測史上最高気温を更新した。

 東京都監察医務院によると、23区内の熱中症による死者は今月2日に初めて確認され、17日午前時点のまとめでは計53人。10~15日で47人が亡くなったという。

 気象庁によると、今回の猛暑は、二つの高気圧が2層に重なっていることが原因という。

 一つは、東日本から西日本にか…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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