見た目や生態が規格外の生き物を紹介する「ぶっとんでるいきもの展」が13日、福岡市中央区六本松の市科学館で始まった。美しすぎ、怖すぎ、猛毒すぎ……。独特の特徴を持った33種を見ることができる。
来館した子どもも大人も、花びらのような姿が美しい「ハナカマキリ」に釘付けになったり、世界一気持ち悪い虫とも言われる「タンザニアバンデッドウデムシ」に顔をしかめたり。福岡県糸島市の小学5年生、白井佑季君は「楽しかったけど、変な生き物ばかりでびっくりした」と複雑な表情を浮かべた。
普通ではない見た目や生態は、環境の変化に順応し、自然界で生き残るための戦略だという。そんな生き物が大好きだと話す市科学館の針谷亜希子さんは「ぶっとんだ形態の先にある、その生き方を学んでもらえれば」と話している。
8月25日まで。写真撮影もできる。館内には展示されている生き物についての本を集めたコーナーもある。午前9時半から午後6時。7月16日は休館。当日券は子ども300円、中高生600円、大学生以上800円。問い合わせは市科学館(092・731・2525)へ。(大森浩志郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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