ニャンニャンニャンのニャンニャンニャン! 2022年2月22日は「2」が六つもそろう特別な「猫の日」。04年から全国で野良猫の不妊・去勢手術を進める公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県芦屋市)は、この日から1カ月間を「さくらねこ(手術済みの猫)キャンペーン」とし、期間中に累計22万2222匹の手術達成をめざす。
NPOの手で動物病院に次々と
宮崎市内の動物病院には17日朝、地元のNPO法人「まち・ねこ環境向上委員会」(旧・宮崎ねこの会)が捕獲した野良猫が続々と集められた。どうぶつ基金から派遣されたベテラン獣医師の山口武雄さん(74)らが手術台に立ち、麻酔で眠らせた猫を次々に施術する。オスなら2分、メスなら10分程度。夕刻までかかって77匹の手術を終えた。
猫の繁殖力は強い。野良猫を放置すれば瞬く間に増殖し、保健所で殺処分される場合もある。どうぶつ基金は、繁殖を抑えるため、捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)をし、もとの場所に戻す(Return)「TNR活動」を進めている。
手術をした猫には、片方の耳…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル