玄関に鍵ささったまま、侵入の跡か 熊本の元町議殺害

長妻昭明、屋代良樹

 熊本市南区の住宅で、元城南町議の農業中村尊徳(たかのり)さん(74)が殺害されているのが見つかった事件で、遺体の発見時、自宅玄関は外から鍵がささったままだったことが、捜査関係者への取材で分かった。熊本県警は何者かが玄関から侵入し、室内で殺害したとみて捜査している。

 中村さんは24日朝、自宅の寝室で、鼻と口を粘着テープで塞がれ、両手足をひものようなもので縛られた状態で死亡していた。捜査関係者によると、前夜は玄関が施錠されていたとみられ、犯人が鍵を入手して侵入した可能性があるという。

 中村さんの寝室には中村さんの携帯電話と財布が残されていたが、タンスなどに物色された跡があった。これまでの調べでは、自宅や、現場から4キロ離れた国道沿いで見つかった中村さんの軽トラックからは、犯人のものと思われる指紋や足跡は見つかっていないという。(長妻昭明、屋代良樹)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment