沖縄県の玉城デニー知事は27日、会見を開き、県外在住の人々へ向けて「どうか今は来沖を我慢していただきたい」と強く呼びかけた。
沖縄県内の現状について玉城知事は、「美ら海水族館や国際通りなどの各店舗、主要な観光施設は軒並み休業している。沖縄観光を楽しむことはできない。そして、多くの県民が活動の自粛をしている中で、沖縄最大の魅力である人との触れ合いを楽しむことは到底叶わないと思う」と説明。
その上で、心からのお願いとし、「県外在住の沖縄ファンの皆さん、ご家族やおじいおばあに会いたいと思っている県出身者で県外に住んでいる皆さん。皆さんの愛する沖縄を守るため、あなた自身を守るため、どうか今は来沖を我慢していただき、沖縄に帰省することを控えていただいて、終息後にはぜひ笑顔で沖縄を訪れてください。その時は最大限の“うとぅいむち(おもてなし)”で皆さまをお迎えさせていただく」と呼びかけた。
玉城知事は26日、自身のTwitterに「今年の大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いる」と投稿し、沖縄への来訪自粛や旅行をキャンセルしてほしいなどと訴えている。
(ANNニュース)
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