玉川徹氏、ガラケー女に間違われた女性のネット被害に「正義の名の下に行われたこと。僕は正義という言葉が嫌いです」(スポーツ報知)

 20日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、茨城県守谷市の常磐自動車道で今月10日、男性会社員(24)があおり運転を受け、車を停止させられた上、殴られた事件で、傷害容疑で茨城県警から指名手配された宮崎文夫容疑者(43)が18日に大阪市内の自宅マンション近くの駐車場で県警に身柄を確保され、逮捕された事件を特集した。

【写真】あの人があおり運転&暴行の映像に「車から降りてくるスピード、M1の出てき方やね」

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は、宮崎容疑者の交際相手でともに逮捕された喜本奈津子容疑者(52)と間違われた女性がネット上で「ガラケー女」として大きな風評被害を受けた件に言及。女性の担当弁護士が法的措置を検討していることについて、「(情報を広めた人たちも)マスコミが(素性を)突き止める前に、あの女を懲らしめてやれと、正義という名の下にやっているでしょ。僕は正義という言葉が大嫌い。今まで正義という名の下にどんなにひどいことが行われてきたか」と声を荒らげた。

 その上で「正義の方がたちが悪い。我々マスコミも裏を取ろうとして失敗を何度もして。そういう失敗を繰り返してきた歴史があるけど、(ネット上で情報を拡散する人は)ただ、正義でやっているだけ。あいちトリエンナーレにガソリン持ち込むぞと脅した人も、それはその人にとっての正義なのかも知れないし、テロリストにもテロリストの正義があるんでしょう」と続けた。

 さらに「宮崎容疑者も正義の名の下にやっていたのかも知れない。正義は危ないし、僕は正義が嫌いです」と繰り返していた。

【関連記事】


Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment